アンリミテッドのネクロマンサー
アンリミで出回ってる現状のネクロマンサーの構築に違和感を持っているので勢いで書きました。かといって後述する構築で試行を重ねたというわけではなく、基本は現行リスト(出回っているリスト)の問題点を補うように変更したものになります。
それと、今回はBO1における構築なので明らかなメタが張れる状況、もしくはBO3等の別フォーマット下の環境は無視します。
まずランクマッチでは、グレモリー追加によって対超越有利化、一方メタとして蝙蝠が増えるものの結局明確な有利はつかず数は落ち着き、代わりにネクロが増加したという流れとなる。
そこで構築を考える際には減少したデッキタイプへのガードは下げ、増加したものにフォーカスするのが当然となる訳だが、現在流行しているネクロの構築の大元は超越など他のデッキタイプのシェアが多かった時のものとなっているため構築を今の環境に合わせて変更する必要性があるとここ最近ずっと感じていた。
ということで。
採用カード
グレモリー
不死者
イーター
スカルリング
貴公子
ヘクター
文句無しの3枚
スカルビースト2
ライフを削っていきたい対面なら1ターン目から出したいがミラーにおいて序盤の1コストの影響力は低いと思っており、5Tビースト+貴公子、7Tビースト+グレモリーのつながりを考えれば3枚欲しいとは思えない。またグレモリーが3Tまでは1/1/1バニラ、進化ターンの4,5Tはそこにワンドローが付くだけであるため、1コスト6枚は序盤の脆さが気になった。
尖兵3
ミラー意識。入るのがポピュラーになっているため詳細は割愛。超越などのためにボーンキマイラを入れたいがこのカードの採用が当たり前になっているため入れられないという事情もある。
アンドレアルフス2
前述の通りグレモリーをドローソースとして考えられるのは6T以降であり、そこまではイーターかソルコンによってデッキを回すことになるが、それらは盤面を弱くする。最悪の場合を考えると、ドローのために盤面が強くならないまま6Tを迎え、グレモリーで進化させるフォロワーがいない、もしくはそのフォロワーを盤面処理に使うためドロー効果が乗せられずリソースが先細りになる状況が有り得る。そうした状況を回避しやすくするための、序盤の繋ぎを意識したカードがアルフスとなる。スカルリングやレディグレイのバリューが低くなる可能性はあるが、イーターが出るよりもマシであることと、デッキを回してヘクターにたどり着くことがなによりも重要であると考えた。3は過剰だと思い2枚。
フラン2
そんなに強いカードではないと思っており後半のエンハンスが邪魔になる時もチラホラあるが一方でチョイスが便利なので抜くに抜けない。イーターやグレモリー、貴公子などで0/2にも無駄がないため悪くはない。アルフス1フラン3でもいいかもしれない。
アイシャ1
デスライラントの枠。そもそもなぜタイラントなのか分かってない。墓地が20貯まる展開ってそんなにないし貯まると大概10T迎えてるような。それで13点なら10Tに10点出せるアイシャのほうが良さそうに感じる。盤面に何か生き物がいればグレモリーかヘクターでバフできるので、6コスト3点の飛び道具か5/5/4突進かを比較し汎用性を考えて後者を選んだ。
祝福2骸1
だいたいテンプレ。骸は絶対ノイズだと思ったが後半も腐りにくくグレモリーと一緒に使える展開もあって良いと思った。
とここまで書いてたらうまい人何人かがネクロのリスト公開してるの流れてきてうわっと思ったけど仕方なし。
自分はタイラントかアイシャかで考えてたけどレッサーマミーはなるほどという感じだった。そうなるとデッキの方向性も変わってきて、個人的にはミラーは繋がりを意識してパワーカードへのアクセスを良くする方向で考えていたけど前に寄せるのもアリだなと思った。
最後にこれも前々から思っていたことなんだが、「結論構築」ってよく分からないでいる。そもそも環境は固定化しないのがほとんどなので、環境に合わせて構築も変わるというのが自然であり、構築の結論が出ることはない。正確に言えばその瞬間の結論は導き出せるが、1日後にはその結論は意味のないものになっている。なのでたまに、「今期の結論です」とか「1週間調整した結論構築です」みたいなのを見ても、意味不明。
説明が面倒なのでもう終わります。
次のRAGEは参加できないので代わりに新カードの評価記事あげる気でいます。
ではその時にまた。